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zoom RSS 白川静『孔子伝』

<<   作成日時 : 2011/10/27 09:52   >>

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手元に一冊の古い本があります。

『孔子伝』 白川静 著 
   中公叢書 昭和47年11月20日発行


40年前に亡き父が当時史学科の学生だった私に買ってくれたものです。
父は、あまり本を読まない人でした。
でも、時折自分チョイスで本の虫だった私に本を買ってきてくれることがありました


小学3年くらいの時に 3段組で総ルビの『次郎物語』
難しくて読めず、中学生になってから再トライして読破しました。

少年漫画とSFにはまっていた小学校高学年の頃
何故か少女雑誌

ミステリーやSFもよく買ってきてくれました。
おみやげは本なら喜ぶ子でしたので。

それも中学になってからはあまりなかったので、久しぶりにもらった本がこれでした。

何故孔子?

当時孔子なんて古臭いとしか思えなかった生意気盛りの私には興味が持てるタイトルではなく、そのうち読もうと積ん読本の中へ
以来40年すっかり忘れていました。

それを思い出したのが最近の漢字ブームで浮上した白川静氏を読みだしてから。

「あれ?ウチにあったのコレじゃないのか?」

改めて引っ張り出してみると一度も読まれないまま年をとった本がそこにありました。
父はどんな思いでこれを買ってきてくれたんだろう。

実は父は私が史学科に行くのに賛成ではありませんでした。

私の母校は英語が有名なところでしたので英文科へ行って欲しいと思っていたのです。

自分に学歴が無くて悔しい思いをしたからと借金してまで大学へやってくれた父
英語が出来れば就職に有利だと英文科に行けと言った父
それを無視して史学科へ行った娘にこの本を買ってきてくれた父

そんな父に事々に反抗していた若い自分

父が肺がんで亡くなったのは育児に追われていた23年前でした。
看病は母に任せきり、たまに孫の成長を見せに行くだけの親孝行でした。

もう10年も生きていればいろいろなことが聞けたかな?
いや、あの親父じゃやっぱり喧嘩ばかりしていたかな?

不思議なものでこの2月母にも逝かれてから余計父のことも思い出すようになりました。
どれだけ親に愛されていたかなんて亡くしてみないと分からないのかも知れません。

今、そんな思いも込めてまた少しずつこの本を読んでいます。

父の娘になって…







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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
親子って 複雑だよね
私にとっては 父は最期まで天敵みたいな存在だった。
最初の子供って親に愛情という洗脳されて育つから
脱皮にもがくのよ
ジュリ茶漬け
2011/10/27 18:05
うん、ホント、このごろなんだ。
しみじみ思い出せるのって…
出来ればもう一度一緒のお酒飲んでみたいよ
ぺこちゃん
2011/10/27 21:13

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