「恐竜ミュージアムinちば」顛末記-大きさくらべ

さて。ここにきて気が付きましたが実は納品したのは「大きさくらべ」のイラストの方が先でした。3月下旬にはもうできていた!というわけで話は前後いたしますが 2017年12月半ばの打ち合わせで最初にしたのはどの恐竜を大きさくらべに使うかということでした。マスコットキャラクターの ヴェロキラプトルパキケファロサウルストリケラトプスティラノサウルス は確定として、最大級の恐竜と言えば竜脚類は外せません。展示の目玉の一つがカマラサウルスでしたがやはりここは最大の竜脚類にお出まし願いたい。というわけで スーパーサウルスカマラサウルス 10体くらいにしておきたかったのであと4体は人気の有る恐竜ということで スピノサウルスパラサウロロフスステゴサウルステリジノサウルス が選ばれました。 恐竜のイラストは一体ずつ作成して後から大きさと位置を調整することにしました。 後からブラキオサウルスが加わりました。スケール合わせの表にするとヴェロキラプトル小さいなあ。大きさはご存じの通り推定でしかありませんが信頼出来る書籍から最大値をとる、という方法で学芸員I先生が調べて出してくださいました。 それを組み合わせて色を付けたのがこちら。大きさくらべのコーナーを飾りました。 (続く)

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「恐竜ミュージアムinちば」顛末記ーマイアサウラ

さて。 2017年の暮れ。 解説漫画もネームがまとまり翌年1月に監修の国立科学博物館の真鍋真先生に見てもらえるまでに整ってきました。 言葉の使い方やちょっとした図の直しなど微調整が続きます。 もちろんそればかりではありません。 他のイラストなどもそろそろ進めていかなくてはなりません。 ひとつは今回の目玉のマイアサウラのイラスト。 もうひとつは大きさくらべのイラスト。 資料が送られてきてどのような構図にしようかと悩みます。 復元画、ではありません。 でも楽しくかわいくありつつも嘘のない「漫画」でなくてはなりません。 下のラフは以前描いたマイアサウラの絵です。 これは縦長の画面に収めるために前方からの構図になっていますがやはり横から全身が見える形にしたい。 そこで提出したラフがこれです。 巣の中の子どもと一緒。 一緒にお散歩。 下の親子で歩いている構図にしようということになって最終的にはこういう形になりました。 ところがこれが実際の展示に使われた最終のイラストだとこうなります。 お分かりですか? 手前に描いた植物が全部消してあります。 「これ、どういう種類の植物か名前はわかりますか?」 「え?いえ、らしいものを適当に描いたので」 「でしたら消してください」 ひぇ~~(^^;) 博物館の展示とはそこまで厳格なものなのだなあと思い知った次第。 植…

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